人によって出来ることが異なるのは当然の事。
社会人歴20年の人と新入社員では出来ることが違います。当たり前ですよね。
ただ、単純に20年経過したら同じレベルの仕事が出来るのかと言えば、それもまた違います。20年という年月の中でどんなことを考えて、どのようなスタンスで学ぶかによって、成長の度合いも異なってくるからです。
社会に出て仕事をするようになると、否が応でも新しいことを学ばなければならないことがあります。そんなときに、いつまでも「出来ない」ままでは困りますよね。
どんな考えで、どんな取り組みをしていけば「出来ない」ことが「出来る」ようになるのか見ていきましょう。
目次
常に最初は「出来ない」ということを理解する
物事の最初は必ず「出来ない」状態から始まります。
赤ちゃんの時には、話す事も立つことすらもできなかったはずです。(※最初から立ち上がって喋っていたという人がいればぜひご連絡ください。)
そして幼稚園。喋れるようにはなったけど、なかなかうまく文字すら書けません。
小学校でようやく文字がまともにかけるようになり、頭をつかって問題を解くようになります。ただ、感情のコントロールはうまくできません。
中学・高校・大学……
時間が経つにつれて、いつの間にか当然のように出来ることは増え、苦労した記憶すら忘れてしまっているでしょう。
たった20年前では、喋ることすらできなかった人でも大学で難しい研究をしたり、難解な数式を問いていたり…英語をペラペラ話している人もいるでしょう。
人の成長はそのぐらい早いものなのです。
最初は「出来ない」ということは、当たり前です。しかし、大人になるにつれて「出来ない」ことをいつのまにか「恥ずかしいこと」だと変換してしまっている人が多いように感じます。
初めてやるんだからできなくて当たり前。そのぐらいの気持ちが無ければ、新しいことは学べないのではないでしょうか?
「出来ない」を「出来る」にする為には?
では、実際に「出来ない」を「出来る」にするにはどうすればいいのでしょうか。
なぜ出来るようになりたいのかを明確にする
まずは、なぜ出来るようになりたいのかを明確にすることが大切です。
単純に、なんとなく出来るようになりたい。という理由では途中であきらめてしまう可能性が高くなります。
例えば、簿記が出来るようになりたい。
理由:簿記の資格を取って転職活動に役立てたい
など、具体的であればあるほど成長のスピードは速くなるし、成長できる可能性も高まります。まずは本当に出来るようになりたいのか。そのうえで、なぜ出来るようになりたいのかを考えてみましょう。
現状分析を行ない、何が出来ていないのかを把握する
現状、あなたは何が出来ていないのか把握できていますでしょうか?
なんとなく他の人に比べてうまくできていない気がする…という考え方はNGです。誰かと比べるのではなく、何かを実行するうえで必要なことがどれぐらい出来ていないのか、を把握することが大切です。
例え、同期の中で一番出来ていなかったとしても業務を遂行するうえで問題が無いレベルであれば、そのままでも構いません。逆に、業務に支障が出るレベルであれば最低ラインまで底上げする必要があります。
現状を把握し、あとどれだけ出来れば良いのか考えてみることも大切ではないでしょうか。
出来るようになることを諦めない
一番大切なことは、出来ないことを出来るようになるまで諦めないことです。
精神論のように聞こえるかもしれませんが、物事はすべて諦めたら終わりです。勿論、努力だけではどうにもならないことは世の中には沢山ありますが、大概の事は努力で何とかなります。
出来ないことは出来るようになるまで努力し続ける。なかなか出来るようにならなければ、努力の量が足りないか、もしくは努力する方向が間違っているかです。
努力の手を止めず突き進んでみてください。
世の中の大概のことは必ず「出来る」ようになる!
例え今できないことでも、1年後には出来ているかもしれません。
その答えは1年後の自分しかわかりません。しかし、努力を辞めた瞬間に成長が止まってしまうことは明白です。
出来ないことは決して悪いことではありません。なぜ出来ないのか、自分はどれぐらい出来ていないのか、しっかり考えて行動することが一番の近道です。
決して諦めず、「出来る」ことをひとつでも増やしてくださいね。
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