世の中には、ブラック企業とホワイト企業が存在します。
ブラック企業と一口いっても、「残業時間が以上に長い」「給料がちゃんと払われない」「有休がとれない」など、いろいろです。
ただ、最近増えてきているのが「表面的な残業時間は減らしてるけど、持ち帰り残業が多い会社」です。これが一番厄介だな~なんて感じています。
残業は21時までしかできない!けれども、仕事は全部終わらせろ!
月の残業時間は40時間まで!けれども何としてでも仕事は終わらせろ!
こんな会社、実際に存在します。こういった場合、従業員がとる行動は「家にパソコンを持ち帰って仕事をする」ということ。残業代も払われないし、土日の貴重な時間を奪われる。
それでも、責任感のある方はそんな働き方をしてしまうのです。
転職組と在籍組との違いを感じた飲み会の参加時間
ついこの間、元同僚が転職するということで、最終出社日に飲み会を開催することに。参加人数は10名。そのうち私含めた3名がすでに転職(or独立)していた。
飲み会のスタート時間は、20時予定。
しかし、そこに時間通り集まれたのは転職組の3名のみ。メンバーを責めるわけでは無いが、約束の時間に間に合わないというのは、だれがどう考えてもNGなこと。きっと子供でも分かることです。
ただ、仕事となればしょうがない。そういう、考えが染みついてしまっているんだろう。
ちなみに私が会社にいたときは、21時前に飲み会をセッティングすると、上司や周りの先輩から文句を言われていた。
「21時より前に帰れるわけないだろ?飲み会の時間もそれ以降でスタートにしろよ!」
この言葉は実際に言われたので鮮明に覚えている。
この会社終わってる。そう感じていたのもしっかり覚えている。
ちなみに定時は17:30。
ホワイト企業なら、飲み会のスタートは18時。遅くても19時には飲み会をスタートさせるだろう。むしろ遅い時間にスタート時間をセッティングしたら怒られる(と思う。暇だもんその時間まで。)。
この時点で、ブラック企業とホワイト企業では、考え方が違うのだ。
結局、元同期のメンバー全員がそろったのは20時から送れること2時間半。
22時30分ぐらいだった。
まあ、あいかわらず終わってる。
パソコンを持ち帰っているメンバーもいれば、フォルダごとコピーして仕事を家でこなすメンバーもいる。しかし、残業代もつかないし、なんの評価にもつながらない。
ただただ、きつそうだ。
それに引き換え、
転職・独立した3人は、時間通り飲み会を開始することもできるし、家にパソコンを持ち帰ることもない。早く帰りたい日には、早く帰ることもできる。(ちなみに給料も高い)
それでも、転職せずに頑張っているメンバーがいるのが現状だ。

必ずしも転職が正しいわけじゃないけど…
もちろん、必ずしも転職すればいい環境に行けるわけでは無いと思います。
ただ、今回のように転職組と在籍組を比べたときに、顔色も生活の余裕もすべてが違うように見えた。(感じた)
おそらく本人たちも、それを感じているはず。
なのに転職するところまで踏み込めないのは、きっと不安や責任感からなんだと思う。自分がいなくなったら、他のメンバーがきつくなる。やりきってから転職を考えよう。そういう思いがあるんだと思う。
しかし、きっとそう考えているうちに、どんどん会社はやめれなくなっていく。
理不尽な環境で働いている人はいますすぐにでも転職活動をして、いろんな会社を見てほしい。
ひとつの会社のやり方、考え方で、仕事はつまらないもの・辛いものだと感じてほしくはない。
転職組の顔を見ればわかると思う。自分がやりたかったことを素直にしている人は、表情が豊かになる。
逆もしかり。つまらないと感じながら、辛いと感じながら仕事をしている人は、顔が死んでいく。そうなってはほしくない。
楽しく仕事をすることは無理ではない。自分が納得する道を選んでほしい
楽しく仕事をしよう!というと、そんなきれいごとは通用しない!と必ず言ってくる人がいる。
しかし、楽しく仕事をすることはできるし、楽しく仕事をこなしている人も現実たくさんいる。それを知らないだけなのです。少なくとも、私や転職組メンバーは仕事が楽しいと口をそろえていたはず。
今回みんなと仕事の話をしている中で、少しづつ前向きな話ができるようになることが、どんなに嬉しいことか気づかされた。その会社にいたころの私は、常に仕事に対する発言は後ろ向き。文句ばかりでつまらない会話ばかりしていた。
今は自信を持って言える。
前向きに仕事をするのは、本当に楽しいこと。


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