こんにちははなゆうです。
今日はちょっと仕事の話。
ライターをある程度こなしていると、インタビュー記事の依頼が来ることがあると思います。ただ、インタビュー記事を書いた事の無い人にとってはかなりハードルが高いはず……
何を聞けば良いのだろう?微妙な雰囲気になったらどうしよう…そんな疑問も沢山浮かんできますよね。
そこで今回は、インタビュー記事の作成にまだ慣れていない方に向けて、私が実際にインタビュー時に意識していることや、注意しているポイントについて書いていきたいと思います。
ある程度数はこなしてきているので、少しは参考にはなるかと思います!
今回はそんな話。
目次
【インタビュー準備】事前準備は必ずしっかりする
インタビューをする際は、事前準備をすることが大切です。というか必須です。事前準備をしない方もいるようですが、それは論外です。
インタビューは相手に敬意を払ってやらせていただくという事を、しっかり覚えておきましょう。
インタビュイーの情報は前もって調べておく
当日インタビューを受けてくれる人(以降、インタビュイー)の情報は前もって調べておきましょう。名前や年齢は当然ですが、他のメディア媒体に掲載がある情報に関しては目を通しておくのが良いでしょう。
インタビューされる回数が多い方になればなるほど、「あ、またこの質問か…」となってしまう可能性があるからです。
もし同じ質問をしても嫌な顔をせずに話してくれるようであれば、そのまま新鮮な気持ちで聞くのがよいでしょう。ほかのメディアでは話してくれていない内容を見つけられるよう、細かいポイントを見落とさないように目を光らせておくのがポイントです。
カメラやボイスレコーダーの充電、予備は必ず用意する
カメラマンやライターを別に立てて連れていく場合は必要ありませんが、多くの場合自分でインタビューして自分でライティングを行なうと思います。多少撮影ができる方であれば、写真も自分で撮ることも多いはず。
そんな時に「カメラの充電がない」「ボイスレコーダーの充電が無い」なんてことにならぬよう、しっかり前日に充電し、予備の充電も持っていくようにしましょう。
せっかく時間を割いてくれたインタビュイーの方に再度時間を取っていただくなんてことにならぬよう。「備えあれば患いなし」です。
【作成する際の分析】インタビュー記事はどんな意図で作成するのか考える
インタビュー記事を書く目的は何でしょうか?それをまずしっかり考えてみましょう。
多くの場合は、その人の想いやお店のコンセプトなど、インタビュイーに聞かなければならない情報を書くと思います。まとめ記事のようなネットで調べてわかる内容はおまけ程度でOKですよね。
インタビュイーは誰から人気があるのか考える
インタビューする相手は、どんな年齢層でどんな人からの認知が高く、人気がある人なのか考えましょう。
例えば若い女の子に人気があるモデルさんへのインタビューであれば、軽くてポップな文章にするべきですよね?可愛いモデルさんに、政治の話や日本経済について聞くのはお門違い。読み手の顔を思い浮かべることで、自ずと聞く内容も決まってくるはずです。
失敗しないコツは、インタビューする前にどんな記事に仕上げるかをイメージしておくことです。これが考えられてないインタビュー記事は無駄が多く、まとまりの無い記事になってしまいがちですので注意しましょう。
記事作成の際、インタビュイーの伝えたいことは必ず盛り込む
インタビューの際に、インタビュイー側で必ず伝えたい内容がある場合は必ず記事の中に盛り込むようにしましょう。
「これはいらない内容だし…あんまり読者に有益ではないな。」
なんて勝手に自分で判断して削ってしまうと、インタビュイーの方から怒りの鉄槌が飛んできてしまう可能性があります。インタビューを受けてくれているという意識をしっかり持ち、相手にとっても気持ちよくなってもらえる記事を書くのも重要な仕事です。
【インタビューのコツ】インタビューは会話を意識する
インタビューが苦手という方の多くは、「質問と回答」という形になってしまっているケースが多いです。会話を意識してみると非常にやりやすくなると思うので試してみてください。
自分の話は最小限。ただ、一問一答にはならないように
インタビューの時に気を付けたいのは、相手の話ではなく自分の話を広げてしまう事です。普段から自分の話がしたくてしょうがない!!なんて方は注意しましょう。
また、「質問と回答」の関係で終わってしまう一問一答形式にならないようにすることが大切です。相手が答えやすいように、話が広がるように話を拾っていく事がとても大切です。一つの話題で、どれだけ情報を得られるのかがインタビューを成功させる秘訣でもあります。
脱線した話でも出来るだけ情報を得る
インタビュイーがお話好きの場合は、脱線してしまう事もあると思います。事前に話すのが好きだとわかっていれば、取材時間を少し長めにとる事も考えておきましょう。また、脱線してしまった話を無理に修正しようとするのではなく、そこから得られる情報を常に探すと良いでしょう。
きっとそこから得られるものも多いはずですよ!
【記事作成・作成後】インタビュー記事の作成が早めに。そして確認を
記事を作成するタイミングは、インタビューをした当日か翌日がベスト。内容を忘れないというだけではなく、インタビュイーの熱量が抜けないうちに書くと感情も困ったまま書くことができるのでおすすめです。
また、記事の下書きが完了したら必ずインタビュイーに確認にしてもらうようにしましょう。不適切な表現はないか、不快な書き方ではないか直接見てもらうようにしましょう。公開してからの修正では相手は納得いかないこともあるはず。前もって、リスクは減らして良い記事を書くことができますよ。
最後に:インタビュー記事って楽しいもの
インタビュー記事ってなんだかハードルが高くて作成するのもインタビューするのも憂鬱…。なんて苦手意識を持っている人もいると思いますが、インタビュー記事はとても楽しいものです。
熱意を持って話をしてくれる方の話はとても興味深く、新鮮なものです。自分が知らないこと、自分が面白いと思うものを世の中に発信できるなんて幸せですよね?
ぜひ、インタビュー記事に挑戦することを躊躇している方はぜひチャレンジしてみてください!きっとライターとしてのスキルアップも、視野も広がると思いますよ!
以上!
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