こんにちははなゆうです。
知っている方も多いと思いますが、私は去年2016年の9月末に2年半ほど働いた会社を退職しました。今はピカピカのフリーランスです。
もうやめてから半年以上時が経ちますが、最終出社日の日のことは今でも覚えています。というよりはこれから忘れることは無いだろうし、絶対に忘れてはいけない日だと思っています。
これから会社を辞めようと考えている人にも少しでも事前情報として知っていただければと思い、書いていきます。
最終出社日の朝は意外にも清々しい気持ち
勤めていた会社の最終出社日の朝。
私がいた会社ではフロアでの朝礼があり、そこで退職者は挨拶するという決まり?がありました。私がいたフロアは100人ぐらいかな?の社員が働いているフロア。そこでどんな話をすればよいのだろうか。どんな挨拶が望ましいのか…と考えると思います。
が、しかし私はなぜかほとんど何も考えずいつも通りにただ出社するというほんわかした気持ちで出社。
両親にも辞める話はしていたものの、最終出社日すら伝えていないという適当っぷり。
そしていつも通りの時間に会社に到着。
席に着いてから「何喋ろうかなー」とか「朝から重たい話より無難な話が良いだろ!」なんてお気楽気分。
同期とかと今日で最終日だわ~お先!!!!なんてふざけながら。
ただ、いつも通りの朝の時間が過ぎた。
・・・
そして退職挨拶の時が来た。
朝礼で司会担当の方が
「何か連絡事項ある方いますか!?」
との発言を首を長くして待っていた私は小走りに前に出て100人の前、お立ち台に立った。
朝礼での退職の挨拶も意外にも普通
数分前に考えた退職の挨拶を無難に話す。
ただ、このお立ち台から眺める風景がいつも以上にスローな光景に見え、どこか冷静な自分がいたのは覚えている。(ハンターハンターで言う「絶」の状態。)気配消してたと思う。
日頃からかなり、誰にでも食いついて発言する(噛み付く)タイプだったため、同期からは面白い挨拶を期待されていたのもあったが、なぜかとても普通の挨拶をした。
「こんな働き方ダメだ!」
「やってられねー!」
「残業多すぎ!!」
なんて言葉は出ず、今までの感謝の想いを込めたネットで書いてありそうな定型文の言葉が出てきた。
ただ、そこには確かに2年半お世話になったという気持ちはこもっていた。
私の淡々とした感情のこもってなさそうな挨拶にそれを感じた人は少ないだろうが、私自身は照れ隠しもあったはずだ。文句を言いながら毎日感謝の気持ちはちょっとはあった。
話し終えて、席へ戻るとき、仲の良かった人達がにやにやしていたのも印象に残っている。重たい空気にしてしまったという思いはあったが助かった。
最終出社日の仕事は客先への挨拶回りとか
最終出社日にはお世話になった会社への挨拶や最後の仕事の整理を行なった。
新人の時から携わっていたお客さん先に挨拶に行くと
「君ならなんの心配もない!!」
「本当に成長したよね!」
「色々助けてもらった!何かあったら助ける!」
「期待してる!!」
なんて温かい言葉を貰ったりして、少しだけ漏らしそうをだった感動したのを覚えている。(トイレ凄くいきたかった)
そして一緒に挨拶についてくれた営業の方に
という衝撃的な言葉を頂き、
挨拶なんてせずに、誰にもバレずに帰ろうと思ってたなんて言えず、
と適当なことを言いましたが、
「あそこにお菓子屋さんあるから買って帰れ…」
と笑いながら呆れられたのもいい思い出です。
近くにあったお菓子屋さんで適当にお菓子を買って社内に・・・
戻ろうとしたけど、買ったお菓子が20枚ぐらいしか入って無かったから、同期用に大量にチロルチョコを買っていった。多分30個ぐらい。
そして社内に戻り、定時を迎え・・・あいさつ周りの時が来た。
このときのはなゆうは、
最終出社日にこんな恐怖を感じることになるとは予想もしていなかったのである。
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最近は退職代行サービスというものがあるみたいですね。
会社が辞めにくいという人には神様のようなサービス。
次記事へ続く。
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