Pay money To my Pain(ペイ マネー トゥー マイ ペイン)は、日本のオルタナティヴ・ロック/メタルバンド。略称は「P.T.P.」。
先日のスタジオ練習の時になぜか、ふと思い浮かんだバンドでした。日本のロックシーンを代表する最高のバンドでした。「でした」という表現は、ボーカルのKの若すぎる死を迎え、残念ながらすでに解散※活動休止してしまっているためです。
今回は、この「Pay money To my Pain」という最高のバンドを風化させたくないという思いを込めて書いていきたいと思います。
P.T.Pの音楽とは
Pay money To my Painの名前の意味は「俺の痛みに金を出せ」。
これは、ボーカルのKが作曲を行う際、自分の感じる不満や痛みを曲に詰め込めて作るそうで、P.T.Pにとって曲作りは痛みを伴うものであり、その痛みを形として残したものがCDだということだそうです。
曲を作ること = 痛みを伴う
自分の作曲する曲に対して、Kはたくさんの気持ちを込め、発信していたことがわかりますね。
そしてKの魂の歌を励ますかのような激しい楽器隊。特にギターのヘビーなサウンドにはしびれます。
正直、文字にすると伝えきれない魅力があるバンドと言いたい。肌で感じることで、初めてわかる魅力のあるバンド。彼らの生き様が音楽にモロに表現されている音楽です。
Kの死
彼は31才という若さで亡くなりました。
PTPのK(後藤慶)が2012年12月30日、急性心不全のため自宅で死去していたことを所属事務所が公式HPで発表。
亡くなる半年前から精神的疾患に苦しみ、闘病生活を行っていたようです。
この時期に作っていた彼らの音楽は、これまでよりとても苦しく、痛みを感じる曲が多く、彼が苦しんだ分だけ、彼らの音楽の魅力は増し、楽曲が美しくなっていくのでした。なんとも悲しいようですが、それが彼らの音楽でした。
昨日のスタジオで彼らを思い出したのも、彼のスタジオでの魂か何かが訴えかけてきたのではないかと思い、実際に今この記事を書いています。
ワンオクのtakaもKへの歌を
i hear your voice
鳴り終わる その音はその後もまだ僕らのカラダん中
残響が埋め尽くしてる
そこから聴こえてくるモノは言葉やメロディではなくて
今も僕の中で生きている彼の声
ここでの彼の声とは、P.T.PのKのこと。
Kがなくなった後にレコーディングされた収録にtakaも参加した曲です。
PTPの曲紹介
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Rain
そのほかにもシャウトの入ったかっこいい曲も、メロディアスな曲も沢山あります。
書き出したら止まらなくなるので、紹介は2曲だけ聞きやすく心に残るものを紹介させてもらいました。
PTPは今でも最高のバンド
書き始めてみたものの、P.T.Pへの思いが強すぎて、何を書いていいかわからない文章になってしまったことは申し訳ないです。ただ、こんなに素晴らしいバンドや人がいたってことを知っていただければと思います。
聞いた事の無かった人、知らなかった人は一度聞いてみていただけると嬉しいです。
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